中小・零細企業経営者のための意思決定サポート
〒250-0405 神奈川県足柄下郡箱根町大平台419
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大学卒業後、地元信用金庫に入庫したのが社会人人生の始まり・・・
当時はとにかく企業の一員として一生懸命頑張りました。
スーパカブにまたがり、晴れの日も雨の日も集金。
今でも街でその姿を見かけると懐かしく思います。
「金融機関とは他人のふんどしで相撲を取る」と、よく言われます。
集金マンだった当時はお客様に大変喜ばれました。
新規融資を行っている時もそうでした。
ところが債権回収・延滞整理の際にはお客様から正直憎まれました。
そんな時によく言われたのが前述の言葉・・・
「金融機関は雨が降っているときには傘を貸さない、晴れているときに逆に傘を貸す」・・・こんな皮肉(皮肉とも言えないか)は本当によく耳にしました。
その頃から私の心の中では「何とも言えない感情」が芽生えたのですね。
『自分は本当にお客様に喜ばれる仕事をしているのだろうか・・・?』
融資・回収業務を行っているときも、確かにお客様からお礼や感謝の言葉はいただきました。
しかし、「心底喜んでいただいているのか?」は疑問でした。
「喜んでいても、それはお客様が継続融資のために無理矢理笑顔を見せてくれているのではないか?」と感じるようになりました。
企業経営者はその事業継続に対し、必死ですよね。
場合によったら「倒産の危機」に面している場合もあるわけです。
そんな折、こういった先から融資申込を受けると、大概実行するには難航するものです。
現場にいた私は、よく本部に実行のため「掛け合い」にいったものです。
結果はNG・・・
もちろんその企業に「返済能力」が必要なのですから、こういうケースも多いわけです。
当時その判断基準として「自己査定」(資産査定)という大きな壁があったのですね。(今もあります)
金融機関も慈善事業ではありませんので、収益性・安定性・安全性・成長性などを鑑みて融資判断することになります。
本当に素晴らしい計画をもった企業が融資申込に来られても、「返済能力」が見極められなければ融資実行にはこぎ着けません。
実際そんな案件がいくつもありました。
逆に「ここは撤退方針を明らかにし、回収を先行した方が良い」と感じる企業には多額の融資が行われているケースもありました。
ある意味、これはやむを得ない部分も確かにあります。
累々と続いてきた「事情」があるのですからね。
こういった事から、現場の一人として非常に多くの不合理を感じ始めたのです。
日本では「間接金融」がいまだにスタンダードです。
すなわち「金融機関でお金を借りて資金調達する」のがほとんどなんですね。
このシステムは早々簡単には崩れません。
すなわち、今後も「金融機関頼み」といった部分は続くでしょう。
当時企業経営者が上辺だけ笑顔を見せていてくれたのも、それが判っているからでしょう。
(腹では泣いているかもしれませんね)
こんな事をつらつら考えるうちに、『本当にお客様に喜んでもらうにはどうしたらいいのか?』をいつも思うようになりました。
「金融機関に対等に張り合える企業をどうやって育てたら良いのか?」、こんな風にも考えました。
そうですね、金融機関にいながら、目線を企業側において考えることが多くなっていきました。
そんな折、外資系のING生命からお誘いがありました。
以前にもいくつかのお誘いがあったのですが、今回は「決断」をしたのです。
それには大きなキッカケがあったのです。
それは「逓増定期保険」を使っての危機脱出をした企業を知っていたからです
ここでは省略しますが、結論は「自家金融」(益出し)での資金調達をしたのです。
「簿外資産」(オフバランス資産)を使ったのですね。
当時、信金マンの私には非常にインパクトのある出来事でした。
それを信金内で確認したところ、このカラクリをまず知っている人間はいませんでした。
この仕組みのために使った保険会社が実は今回の保険会社だったのです。
私は直感的に自分の将来像を描くことが出来ました。
「私のやりたいこと・人から喜ばれる仕事をしよう!」
やがて私はその保険会社で勉強・経験を重ね、ビジョンを明確にして、ファイナンシャルサービス会社を起ち上げることに参画したのです。
そして、本来「やりたかった」この事業を開始することになりました。
「今までの経験・知識を企業経営者に伝え、役立てていただこう!」
これこそが、私の信念。
日本の経済の基礎は「中小零細企業」が支えていると言っても過言ではありません。
何を言っても、まずは「中小零細企業」なんですね。
やはり私が育てられたこの地域が活性化して欲しい、と感じます。
そして、私が出来ること・・・
「皆さんが経営者として出来る努力にたいし、後押しをしたい!」
こんなふうに毎日思っております・・・
どうぞ、マネジメントアドバイザーズをよろしくお願いします。
S56.3 | 神奈川県立小田原高校卒業 |
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S60.3 | 二松学舎大学文学部中国文学科卒業 小田原信用金庫(現さがみ信用金庫)入庫 (預金・渉外・融資・債権管理の現場を歩む・支店長代理) |
H13.4 | 同庫退社後、アイエヌジー生命保険株式会社入社(LDA部門) |
H13.5 | 第1種証券外務員免許取得 |
H13.9 | 同社新人賞受賞 |
H14.4 | 有限会社ティーイーシーコンサルティング設立参加(取締役) (独立系保険プロ代理店・本社:世田谷区尾山台) |
H14.7 | 日本リスクマネージャー&コンサルタント協会 RMCA-J上級リスクコンサルタント認定 |
H14.8 | 資産形成セミナー(SMMS認定インストラクター) |
H15.1 | 神奈川FPフォーラムに保険部門パネラーとして出演 |
H15.4 | アイザワ証券との協賛SMMSセミナー開始(厚木・町田) SMMS@プライベートセミナー(新橋)を定期的に開催 ティーイーシーコンサルティング(株)に組織変更 マネジメントアドバイザーズ(金融相談サービス会社)設立 |
H15.8 | マネジメントアドバイザーズで企業向けサービス(経営アドバイザリー)開始 |
H15.11 | OLマネーセミナー開催(高輪プリンスホテル) |
H16.12 | ホテル会員向け資産形成セミナー(インターコンチネンタル東京ベイ・横浜グランドインターコンチネンタルホテル)開催 |
H17.1 | 小田原市城山に事務所移転リニューアル |
H17.10 | マネジメントアドバイザーズで個人向けサービス(あんしんALMサービス)開始 |
H18.6 | 日本決算書すっきりアドバイザー協会決算書すっきりアドバイザー認定 |
H21.7 | 小田原市久野に事務所移転 |
H25.11 | マネジメントアドバイザーズを法人化、マネジメントアドバイザーズ株式会社の代表取締役に就任 |
H26.10 | 小田原市東町に事務所移転(その後、栄町に移転) |
H26.12 | 代表取締役を退任、専任アドバイザーに就任 |
H29.6 | ティーイーシーコンサルティング株式会社退社 |
H30.5 | マネジメントアドバイザーズ株式会社をマネジメントアドバイザーズに変更 |
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